東京の豊洲IHIビルで,GNSS-R衛星による観測手法に関する打ち合わせの会議を行います。
アメリアのGPSやロシアのGLONASSを含む測位衛星GNSSの海面での反射波を小型衛星で受信することで海面の情報を抽出する観測方法で,打ち上げにコストのかからない受信専門の小型衛星を展開するという戦略です。海面高度や海上風など,それを専門に計測する衛星に比べると圧倒的に精度は低いですが,打ち上げコストは安いので数で勝負することができる可能性があります。観測船に比べると精度の低いArgoフロートでも,数と頻度で圧倒的に勝っているので利用価値が高いのと似ているかもしれません。
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