学術変革A「ハビタブル日本」の公募研究に「従来の観測網では欠落する黒潮の急変現象の抽出とその影響の評価」が採択されました。
海洋観測に関する一般向け講演(九大YouTube)もご参照ください
学術変革A「ハビタブル日本」の公募研究に「従来の観測網では欠落する黒潮の急変現象の抽出とその影響の評価」が採択されました。
2024/12/06に,Sea Surface Height Measurements Using UAV Altimeters with Nadir LiDAR or Low-Cost GNSS Reflectometry という論文がRemote Sensing誌に掲載されました (doi.org/10.3390/rs16234577)。
直下に向けたLiDARやGNSS-RセンサーをUAVに取り付けて海面とUAVの間の距離を計測して,海面の高さを計測する手法です。GNSS-Rはノイズが大きくて単独の計測精度は悪いのですが,比較的性質の良い誤差なので,2分間程度の平均を求めれば cm級の誤差で水位が計測できます。
2024/12/2-3に,今年も「海洋レーダを用いた海況監視システムの開発と応用に関する研究集会」を九大応力研で開催します。
2024/11/10-15に,九大応力研の木田さんや東大大気海洋研の田中さんらと北海道の厚岸湖と河口域でドローンを使ったCTDや採水観測をします。ボートで航行しにくい浅水域や,上空からでないと全体像が把握しにくい河口フロントは,ドローンを用いた観測の利点が活かせる場所なので,どのくらい使えるのかテストをする予定です。