九大応力研 市川 香

九州大学応用力学研究所准教授の 市川香です

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ニュース

2023/12/17 “Workshop for Interaction of Ocean, Atmosphere, and Land by Remote Sensing and Numerical Model” (6th ISEE Symposium)

2023/12/17 より,”Workshop for Interaction of Ocean, Atmosphere, and Land by Remote Sensing and Numerical Model” (as of 6th ISEE Symposium) が名古屋大学の Sakata Hirata Hall  で開催されます。

この中の “Observations with airborne, UAVs and microsatellites”というセッションを担当します。

 

2023/11/07-11/11 2023 OSTST Meeting in Puerto Rico

2023/11/07-11 に,プエルトリコのSan Juan Convention Center にて Ocean Surface Topography Science Team Meeting に参加します。実験衛星であるSWOTとは別に,海面高度計は現業利用にも活用されていますので,それらの現状や計画を調査する予定です。

2023/10/08 出雲科学館 子ども科学学園で「宙から見る海 電磁波で海をはかろう」を開講します

2023/10/08の午前と午後に,出雲科学館で「宙から見る海 電磁波で海をはかろう」を開講します。午前は小学生の部,午後は中学生の部です。我々の住む陸地から遠く離れた海で何が起きているかを,宇宙からどうやって調べるかを,体験実験を交えて楽しく解説します。

日本海洋学会の「海の出前授業」(海洋学会格子派遣事業)の活動の一環です。

2023/09/01 論文が掲載されます

Remote Sensing Vol 15 (17) doi:10.3390/rs15174324 に,“Mean Seasonal Sea Surface Height Variations in and around the Makassar Strait”の論文が掲載されます。インドネシアのマカッサル海峡を通過するインドネシア通過流の季節変動は,ジャワ海側の水位変動に比べてセレベス海側の変動が小さく,その圧力傾度力と,浅海を流れる摩擦力がバランスしていることがわかりました。。太平洋とインド洋の水位差は,海峡内の水位変動と同位相で変動するのですが,海峡の水位変動とは切り離されていて,直接関係していないことも分かりました。同じモンスーンの風系で作られる変動なので位相は揃っていますが,少なくとも季節変動については,因果関係のない別の変動だとわかります。