2020/02/14に,JAXAのCOMPIRA委員会が開催される予定です。面的な海面高度を計測するミッションであるCOMPIRAは,進捗は停滞気味ですが,まだ有効なミッションとして準備を続けています。
2020/02/14に,JAXAのCOMPIRA委員会が開催される予定です。面的な海面高度を計測するミッションであるCOMPIRAは,進捗は停滞気味ですが,まだ有効なミッションとして準備を続けています。
ローマ郊外のFrascatiのESA-ESRINにて,12th Coastal Altimetry Workshopが開催されます。Scientific Committeeのメンバーとして,今回も発表と座長を行います。
2019/11/18午後~19午前にかけて,名古屋大学宇宙地球環境研究集会で「小型飛翔体による海象観測(その4) 海洋に小型衛星は(本当に)必要か?」を開催します。
一般論として,海象観測データが増えることに反対する人は居ませんが,同程度の高頻度観測が別の手段で(より簡単に)得られることはないのか? を考えます。海象観測の高頻度化の方向性について講演したあと,宇宙関係者とともにパネルディスカッションをしていきます。
今年度の後期(金曜4コマ目)は,伊都で「地球惑星科学特別講義III/IV」を担当します。専門外の学生さんでも,数式を使わずに海洋学の本質が体感できるような講義を目指します。
2019/09/25-29 に富山の国際会議場で開催される日本海洋学会2019年度秋季大会に参加する予定です。
2019/09/16-20に,ハワイのホノルルで開催されるOcean Obs ’19 に参加予定です。OceanOBSは,今後10年間の海洋観測の方向性を議論する国際会議で,これまで1999と2009の2回開催されてきました。観測の不足が認識されている海洋で,今後の10年間どのような方向で観測科学を発展させていくのかを話し合う重要な会議です。
7月下旬に,愛媛大沿岸環境科学センターの調査実習船「いさな」を使って,沿岸域でのGNSS-R海面高度計計測の観測を行います。琵琶湖での観測では,精度数cmと大変良い結果が得られたのですが,波浪が存在する海洋中でどの程度の精度が得られるのかを検証するのが狙いです。
2019/06/06-07に,ミシガン州のAnn ArborでCYGNSS の研究集会が開催されます。日本のチーム代表として参加します。放射計のAMSR2の新アルゴリズムとの対比と,東シナ海の海面高計測との対応について話す予定です。
2019/05/29に,Remote Sensing誌に海面高度計の高度推定アルゴリズムに関する論文 (Coastal waveform retracking in the slick-rich Sulawesi Sea of Indonesia, based on variable footprint size with homogeneous sea surface roughness) が掲載されました。
これまでのアルゴリズムでは処理できなかった,海面が鏡面のように滑らかな領域(sea slicks)でも海面高度を取得する手法です。熱帯域のインドネシアでは,風速が弱くなってslickができる状況が頻繁に生じていますので,この手法が特に有効になってきます。
日本地球惑星科学連合(JpGU)2019年大会が,5/26-30に幕張メッセで開催されます。
5/27のセッションM-TT46 「統合地球観測システムとしてのGPS/GNSSの新展開」のコンビーナーをしております。おかげさまで,口頭発表3セッションとポスターセッションがあります。JpGUに参加される方は,ぜひお立ち寄りください。