萩の沖の相島に海洋レーダのアンテナを設置するために,整地と測量に行きます。フェリーの便数が限られているので,島に泊りがけで自炊しながらの作業になります。
萩の沖の相島に海洋レーダのアンテナを設置するために,整地と測量に行きます。フェリーの便数が限られているので,島に泊りがけで自炊しながらの作業になります。
横須賀の三菱重工の岸壁で,東大大気海洋研/JAMSTECの新青丸の艤装をしてきます。次の KS-13-T4慣熟航海には乗船しないのですが,そこで使用するアンテナの設置やアルゴスブイや方向探知機の準備をしてきます。
前の淡青丸にはよく乗船していたのですが,新青丸は全く新しい船なので勝手が分からず,どのくらい効率よく艤装できるか不安ではあります。でも,なんだかワクワクしますね。 ((o(´∀`)o))ワクワク
日本海洋学会将来構想委員会の物理・生物・化学サブグループで行われた「海洋学の10年展望」に関する総説が,日本海洋学会の和文学会誌「海の研究」に掲載されました。http://kaiyo-gakkai.jp/jos/publications/uminokenkyu
海洋学の「これまで」と「これから」を知る良い総説になっていると思います。興味のある方は,ぜひご一読下さい。
高分解能の高度計に関する科学白書を作るタスクチームの会合に出席します。このチームからの要請に,(応じられる部分は)COMPIRAミッションの構成内容に反映させていくことになります。ただ,技術的な制約が大変厳しいので,そんなに簡単に変更ができないんのが難点です。衛星の観測構成要因は,分解能や精度などで,あちらを立てるとこちらが立たないというバランスの基に成り立っていますので。
京大セミナーハウス他で,大気海洋相互作用に関する研究会を行います。主に若手の研究活動をサポートするのがこの研究会の主旨ですが,小さくまとまらせるのでなく,個性豊かな研究者として伸びていくお手伝いをしたいですね。
ちょうど,我々が若手の時に諸先輩方に助力して頂いたように。
東京神谷町のRESTECで,今年度第二回目の海洋新規ミッションの研究会を行います。少し具体化したミッション要求内容を持ち寄って,JAXAへの新規ミッションとしての提言のたたき台を作る予定です。
アメリカのコロラド州ボルダ―で,衛星海面高度計の国際集会OSTSTと,沿岸域での衛星海面高度計利用に特化した研究集会 Coastal altimetry workshop が開催されます。
後者のScience Steering Committeeのメンバーになっているので,これらに参加してきます。Future Missionの座長(といっても,JAXAのCOMPIRAの話ですが)と,自分の発表Ageostrophic components in the coastal sea surface height obtained from the GPS on a ferryboatをしてきます。
2013年度日本海洋学会秋季大会が,札幌の北海道大学で開催されます。これに参加して,「日台海洋レーダ観測による黒潮上流域全幅観測」の発表をしてきます。
科研費基盤研究A「遠距離海洋レーダを用いた対馬暖流の流路観測と流路分岐メカニズムの解明」で新たに設置する海洋レーダのアンテナのために,現地にRTK GPS測量に行く予定です。高木が生い茂っていてGPS衛星の捕捉率が悪そうなので,伐採しながらの計測となります。熱中症に気を付けるのが一番大切そうです。
お盆のシーズンですが,本年度第二回目のJAXAのCOMPIRA委員会です。
10月に開催される衛星海面高度計の世界的な集会Ocean Surface Topography Science Team (OSTST)に向けて,どうCOMPIRAをアピールして,世界的な支持を得るかという作戦を練ります。日本はまだ衛星海面高度計を打ち上げた実績がない新参者ですので,学界全体からの強い支持を得ていることが,今後JPLやCNESなどと交渉するうえで大切です。