東京で,今年度第1回目のCOMPIRA委員会が開催されます。 ミッション化してから本格的な予算化までに時間がかかり,ミッション目的にもブレが生じはじめていて,すでに委員の間に停滞感が若干出始めていますね。目的の明示化と,具体的な作業を見越した計画作りで中締めをしていきたいと思います。
東京で,今年度第1回目のCOMPIRA委員会が開催されます。 ミッション化してから本格的な予算化までに時間がかかり,ミッション目的にもブレが生じはじめていて,すでに委員の間に停滞感が若干出始めていますね。目的の明示化と,具体的な作業を見越した計画作りで中締めをしていきたいと思います。
新青丸の今年2回目の航海が,7/21-28にあります。
出港は長崎,入港は富山ですが,観測海域は前回KS-14-09に引き続き対馬海峡下流部の山陰沖です。前回に引き続き遠距離海洋レーダとの比較を行いますが,今回は15m深さの流速と海面流速の差(吹送流成分)に主に注目して計測を行います。また,海洋レーダ側では,バイスタティックモードという観測方法を試します。
台風10号が発生してますが,無事に観測が完了することを祈ってます。
地球圏システム流体力学の第7章「回転流体の力学」の講義を担当します。必修科目ですので,M1の学生さんはくれぐれも落とすことの無いように,きちんと勉強してください。
出席は取りませんが,毎回レポートの提出がありますので,そこできちんと基礎点を稼いでおいてください。試験は持ち込み可ですが,持ち込んだからといってすぐ解けるような問題は出しませんので。
2014/07/08-09に,北大低温研で研究集会「宗谷暖流を始めとした対馬暖流系の変動メカニズム」が開催されます。対馬暖流~宗谷暖流の海流系をめぐり,九大や北大らが各々の研究成果を持ち寄ることで,対馬暖流系に内在している隠れた関係性を見ていく研究集会です。北部と南部で様相は変わりますが,やはり「つながった海」であることを感じる研究集会です。
6月5日と6日に,九大応力研の公式活動紹介の場であるRIAMフォーラム2014が開催されます。
6日の朝10時より,「小笠原沖深海のダイオウイカの出現予測」というタイトルで,中規模渦による内部波の強度変動のお話をします。昨年NHKで放映されたダイオウイカの「語られなかった」(カットされた)ストーリーです。
6/13から6/22まで,新青丸のKS-14-9次航海に乗船します。鹿児島出港で長崎入港ですが,対象海域は対馬および山陰沖です。対馬暖流が対馬海峡を通過後に,どのような流路を取るかを研究するもので,この研究のために対馬と相島に設置した海洋レーダの cal/valを行う航海です。
海底設置型のADCP流速計の係留のほか,海面漂流ブイによる海面流速の測定と,アンテナパターンを測定するための電場観測などを行います。新造の新青丸は減揺装置が付いていて揺れないという噂ですが,その噂が真実であることを信じて航海に向かいたいと思います。
5/10(土)に,九大の筑紫キャンパスでオープンキャンパスが開始されます。総合理工学府5専攻の研究室の紹介と,受験相談コーナーなどもありますので,大学院進学を考えている方はお気軽にお立ち寄りください。
その他,子供が楽しめる実験コーナーなどもありますので,家族連れでの参加もお待ちしております。
今年度も,理学部地球惑星科学科が担当する高年次教養科目「海洋学概論」のうちの3コマ分を担当します。学部学生の皆さんに講義をする機会は少ないので,受講生の皆さんも春眠への誘惑に抗いつつ朝1限目の講義に参加して下さい。
台湾の高雄で,第二回 Ocean Radar Conference for Asia-Pacific が開催されます( http://orca2014.tori.org.tw/ )。
アジア・太平洋地域での海洋レーダのネットワークの構築を目的とした会議ですが,誰もが趣旨には賛成できるのですが,いざ具体的に行動しようとすると,いろんな思惑が関与してきて,なかなか難しいところです。実は私もAdvisory Committee の一人なのですが,どんな形でまとめるのが良いか思案中です。
東京品川で,2014年度日本海洋学会春季大会が開催されます(https://www.jp-c.jp/jos/2014SM/)。
今回は3/26のシンポジウム「沿岸高解像モデルの現在と未来 (1) 沿岸海洋物理現象の再現に向けて」にて,「次世代の沿岸モデルのための衛星観測」のお話をします。