2014/12/5に琉球大学で行われる2014年度の日本海洋学会西南支部・海洋気象学会・水産海洋学会合同シンポジウム「東シナ海及びその周辺海域のリモートセンシングによる気象・海洋観測」で,基調講演「リモートセンシングによる東シナ海の流速観測」を行います。
2014/12/5に琉球大学で行われる2014年度の日本海洋学会西南支部・海洋気象学会・水産海洋学会合同シンポジウム「東シナ海及びその周辺海域のリモートセンシングによる気象・海洋観測」で,基調講演「リモートセンシングによる東シナ海の流速観測」を行います。
JAXAのCOMPIRAのサイエンスチームの,今年度第1回目の会合です。12月なのに第1回というところからも,あまり大きな動きが出ていないことが分かりますね(笑)。宇宙基本法の見直しなどで,地球観測関係の衛星打ち上げ計画も大幅に修正されていて,特に新規ミッションに関しては,明るい見通しは立っていません。新規開発しないと,どんどん技術力が落ちてしまうのですが,目先のことで手一杯で将来性まで含めて計画する余裕が今の日本には無いのが実情のようです。
11/25に,文科省の宇宙航空科学技術推進委託費の応募の第二次審査に行ってきます。GNSSの反射波を使った,新しい海洋リモートセンシングの提言です。
GPSなどのGNSS衛星の電波を使うので,送信機はすべて「借り物」で受信機だけ。しかも,通常はマルチパスとして測位の「邪魔者」として敬遠される海面反射波を利用する技術で,何重にも発想の逆転を重ねた計画です。高価な専門衛星は,なかなか予算獲得できず打ち上げてもらえないので,費用をかけずに海洋観測できる手法を模索しています。
海洋学会の事務を担当するマイナビさんのビルで,日本海洋学会の賞の選考会があります。日高論文賞と,若手向けの奨励論文賞の選考です。自分自身があまり良い論文を書いていないので,やや気が引けますが,厳正な審査を心がけます。
ドイツのコンスタンツで,Coastal Altimetry Workshopと Ocean Surface Topography Science Team meetingが開かれます。今回はCAWの追加オプションである,SAR altimetry training courseにも参加する予定です。
今年度第二回目のCOMPIRA沿岸コア委員会です。前日が人間ドックなので,体調的には本調子ではないかもしれませんが,COMPIRAの予算化に向けて頑張ります。
9/14~16に,長崎大学で日本海洋学会の2014年度秋季大会が開催されます。
東京の豊洲IHIビルで,GNSS-R衛星による観測手法に関する打ち合わせの会議を行います。
アメリアのGPSやロシアのGLONASSを含む測位衛星GNSSの海面での反射波を小型衛星で受信することで海面の情報を抽出する観測方法で,打ち上げにコストのかからない受信専門の小型衛星を展開するという戦略です。海面高度や海上風など,それを専門に計測する衛星に比べると圧倒的に精度は低いですが,打ち上げコストは安いので数で勝負することができる可能性があります。観測船に比べると精度の低いArgoフロートでも,数と頻度で圧倒的に勝っているので利用価値が高いのと似ているかもしれません。
9/3~9/7の日程で,父島の小笠原水産センターを訪問します。
父島南東でのダイオウイカの出現と内部潮汐との関連性を調査する研究の一貫として,メカジキの漁獲量との関係や,水産センターが行っている調査船観測での観測事項等についての打ち合わせを行う予定です。
フェリーで東京から27時間かかる旅行日程で,そう気軽に何回も訪問できる場所ではありませんので,しっかりと打ち合わせをしてこようと思います。
8/7-8は,総理工大気海洋環境システム学の大学院一般選抜試験です。台風が接近していて,交通機関に乱れが生じる可能性がありますので,受験生の皆さんは早めに動いて余裕のある行動をお願いします。