日本地球惑星科学連合の2015年連合大会に参加してきます。通常は海洋学会のみの参加ですが,「GNSS反射波による宇宙海洋観測」の関係で,小型衛星やリモートセンシングに関しての現状視察を目的として情報収集してきます。
日本地球惑星科学連合の2015年連合大会に参加してきます。通常は海洋学会のみの参加ですが,「GNSS反射波による宇宙海洋観測」の関係で,小型衛星やリモートセンシングに関しての現状視察を目的として情報収集してきます。
2015年3月2日~3日に名古屋大学 野依記念学術交流館1階で開催される「リモートセンシング・数値モデリングの利用と高度化によるメソ・マイクロス ケール大気・海洋現象に関する共同研究」の研究集会で,「GNSS反射波による海洋観測の試み」について発表します。
GNSS-R観測をはじめとして,マルチコプターを海洋観測に取り入れるため,操縦訓練を行います。今年度は,東京と福岡の2会場です。年度末の慌しい時期ですが,上手に操縦できるように練習したいと思います。
昨年IHIで開催した第1回の会合の応答として,第2回目の会合を九大応力研で1/9-10の日程で行います。前回はGNSS-Rについての説明がメインでしたが,今回は各種海洋観測で,現象毎に要求される精度や時空間分解能を洗い出し,GNSS-R観測で実現できそうな現象が何かを検討する会合です。
12/10午後と12/11午前に,九大応力研の共同利用研究集会「海洋レーダを用いた海況監視システムの開発と応用」を開催します。海洋レーダも,実用局としての周波数が取得されるなど,汎用測器としての立場を築きつつあります。その一方で,吹送流や潮流などの非地衡流成分の混在など,海流の観測測器として利用する上で面倒な部分もあります。今回の集会では,海洋資源探査やデータ同化などのエンドユーザの立場から,海洋レーダに望むことも発表してもらう予定です。
京都で行われる「大気海洋相互作用に関する研究会」に参加します。若手を中心にこの研究分野の活動が定着してきているのは,大変頼もしいです。
2014/12/5に琉球大学で行われる2014年度の日本海洋学会西南支部・海洋気象学会・水産海洋学会合同シンポジウム「東シナ海及びその周辺海域のリモートセンシングによる気象・海洋観測」で,基調講演「リモートセンシングによる東シナ海の流速観測」を行います。
JAXAのCOMPIRAのサイエンスチームの,今年度第1回目の会合です。12月なのに第1回というところからも,あまり大きな動きが出ていないことが分かりますね(笑)。宇宙基本法の見直しなどで,地球観測関係の衛星打ち上げ計画も大幅に修正されていて,特に新規ミッションに関しては,明るい見通しは立っていません。新規開発しないと,どんどん技術力が落ちてしまうのですが,目先のことで手一杯で将来性まで含めて計画する余裕が今の日本には無いのが実情のようです。
11/25に,文科省の宇宙航空科学技術推進委託費の応募の第二次審査に行ってきます。GNSSの反射波を使った,新しい海洋リモートセンシングの提言です。
GPSなどのGNSS衛星の電波を使うので,送信機はすべて「借り物」で受信機だけ。しかも,通常はマルチパスとして測位の「邪魔者」として敬遠される海面反射波を利用する技術で,何重にも発想の逆転を重ねた計画です。高価な専門衛星は,なかなか予算獲得できず打ち上げてもらえないので,費用をかけずに海洋観測できる手法を模索しています。
海洋学会の事務を担当するマイナビさんのビルで,日本海洋学会の賞の選考会があります。日高論文賞と,若手向けの奨励論文賞の選考です。自分自身があまり良い論文を書いていないので,やや気が引けますが,厳正な審査を心がけます。