九大応力研 市川 香

九州大学応用力学研究所准教授の 市川香です

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活動

2013/05/11 学内開放

オープンキャンパスが開催されました。前日までの雨も上がり,まずまずの天候でした。研究室への訪問者も数人ありましたが,あまり一般の人に馴染みがない「海洋」の研究を発信するのは,なかなか難しいですね。来年度はもう少し工夫しようと思います。

2013/04/23-30 漂流ブイのテスト

BuoyTrajectory長崎丸の乗船実習の航海で,開発中の漂流ブイのテストを行いました。イリジウム通信を使ったブイは,これまで問題となっていた突然通信が途絶する症状もなく,順調に動作していました。どうやら,バッテリ駆動の超低電圧状態でのCPU動作が不安定になるところに問題があったようです。これとは別にArgos通信ブイも準備していたのですが,こちらの方は残念ながら通信が途中で途切れてしまいました。バッテリの不調が原因のようですが,現在調査中です。布津漁協さんの協力で,とりあえず無事に回収できたのが幸いです。

2013/03/21-25 日本海洋学会とシンポジウム

日本海洋学会2013年度春季大会と,関連シンポジウムに参加してきました。今回はシンポジウムが非常に充実しており,本講演よりも内容が濃かったような気がしました。
ただ,関連するシンポジウムが同時に並行するなど,大海運営の難しさも感じさせられました。
東京海洋大学の雲鷹丸ディスプレイ

2013/02/18 ポスト京検討会

ポスト京の検討会に出席してきました。「エネルギーと環境」という切り口は,最近の流行ですが,いざ考えてみると幅が広い。
例えば潮流発電にしても,海域の選定,プロペラ形状の選定,モーターの性能向上,海中設置技術,送電線の効率化,蓄電技術,設置後の海況環境評価などなど。
これを総論としてまとめるのは,ちょっと難しいですね。

審査週間おわり

今週は,修論の審査,博士後期課程の入学試験,博士論文の公聴会2件と,まさに審査ウィークでした。
学生の皆さんも大変でしょうが,聞いている教員も大変です。こちらがインスパイアされるような
面白い話をするように,努力してくださいね。
特に若い学生さんは,自分でリミットかけるのが早い気がします。
せっかく謎が提示されて面白くなってきたミステリが,未完のまま打ち切りになったような発表が多かったです。