理学部の高年次全学教育「海洋学概論」を,今年は3回分担当しました。専門ではない学生に,少ない回数で海洋・海流の全般を理解してもらうのは難しいですが,普段意識することのない海洋の役割について考えるきっかけになれば幸いです。と同時に,海をもっと身近に感じるようにさせないと,なかなか海洋学の裾野は広がらないな,とも痛感します。
理学部の高年次全学教育「海洋学概論」を,今年は3回分担当しました。専門ではない学生に,少ない回数で海洋・海流の全般を理解してもらうのは難しいですが,普段意識することのない海洋の役割について考えるきっかけになれば幸いです。と同時に,海をもっと身近に感じるようにさせないと,なかなか海洋学の裾野は広がらないな,とも痛感します。

フランスのパリのCNESで,ワークショップ”La terre vue de l’espace” に参加して,Altimetry in Marginal Seas and Coastal Waters の発表をしてきました。沿岸域での衛星観測の困難さとニーズの大きさ,JAXAが計画中のCOMPIRAの意義と,似た衛星であるSWOTとの違いなどを話してきました。

翌日は早朝からトゥールーズに向かい,CNESでの打ち合わせ,午後にはThales社でクリーンルーム内で作成中の高度計を観測してきました。なかなかハードなスケジュールでしたが,JAXA側のニーズとCNESやThalesの立場などの理解を深めるのには有効だったように思います。
東京で,JAXA関係の委員会2つに出席してきました。
後者は,これまでの海面高度計技術検討委員会の継承で,今後のCOMPIRA衛星について検討する親委員会です。アルゴリズムや測器などのエンジニアリングのチームと,cal/valなどのサイエンスチームが,この下で構成される予定です。
前者は新規立ち上げのチームで,「いろんな官庁が取得する海洋関係の観測データを収集・一元管理して再解析データを作成するような組織」に遠い将来に発展させたいという夢のある委員会ですが,さしあたっては「JAXA衛星を主体とした,特にニーズの高い沿岸海域でのデータ同化」を集中的に検討するようなチームになっています。まだ名称も決まっていませんが,こういった動きが将来的に実のあるものに発展していくと良いですね。
オープンキャンパスが開催されました。前日までの雨も上がり,まずまずの天候でした。研究室への訪問者も数人ありましたが,あまり一般の人に馴染みがない「海洋」の研究を発信するのは,なかなか難しいですね。来年度はもう少し工夫しようと思います。
東京神谷町のRESTECで,海洋の新規ミッションに関する検討会に参加してきました。「現実的な予算で」考えるミッションは,なかなか難しいですね。