九大応力研 市川 香

九州大学応用力学研究所准教授の 市川香です

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活動

2014/02/25-28 AGU Ocean Sciences Meeting in Hawaii

IMG_5800ハワイ・ワイキキのコンベンションセンターで,American Geophysical Union の Ocean Sciences Meetingが開催され( http://www.sgmeet.com/osm2014/default.asp ),”Seasonal variations of the surface geostrophic Tsushima warm current determined by GPS on a ferryboat”というタイトルの発表をしてきました。

ともかく人が多かったです。5000人以上居たようですね。海洋関係者がこんなに人数が居たのかと思うと,胸が熱くなります。

2014/02/20-23 台湾(高雄・台北)出張

台湾の高雄の造船所に行って,新造中のフェリー台馬之星”TaiMa Star” の船底にADCP流速計を設置してきました。こちらの指示通りの穴が開いていて(多少合わないところは現場で削りましたが・・・ヘルメットすらしないダイナミックさは日本の造船所とはえらい違いです),そこにADCP流速計を設置します。

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船内は,まだ骨組しかできていない状況です。船底のADCPからのパイプやケーブルを通す位置を確認したり,ブリッジの制御PCやGPSの取付位置を確認しています。

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IMG_20140219_223611作業終了後は,台北の国立台湾大学で論文の打ち合わせ。高速鉄道(新幹線)で台湾縦断も楽々ですよ。

 

2013/12/18-19 応力研研究集会「海洋レーダを用いた海況監視システムの開発と応用」

応力研の研究集会「海洋レーダを用いた海況監視システムの開発と応用」が,無事に終了しました。

太陽電池や風力発電でも駆動できるような小型レーダや,免許申請の数が少なくて済むバイスタティック計測など,将来海洋レーダを多数展開していくうえで必要な情報に関しても発表されていて,メーカー,アンテナ,海洋物理の意見交換は有意義なものになりました。あとはユーザーサイドとして,港湾局,海上保安庁や県水産試験場など現業官庁の充実も図りたいですね。将来的には,総務省や林野省といった,運営上の管理監督官庁の意見も加わると良いと思っています。

2013/12/03-06 与那国島海洋レーダ施設見学と,NICTでの新型アンテナ設置試験

2013/12/03より,与那国島の海洋レーダの現状把握に向かいました。12/03に石垣から与那国に向かう便が機材不備のため欠航になるなど,波乱続きの道中でしたが,日を改めて12/05に到着できました。石垣村役場や現地の保守業者さんともお会いすることができたので,当初目的は達成できました。ただ,色々と朽ちている箇所もありますので,修理等が必要そうです。

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NICTでの新型アンテナの組み立ては,一箇所でおよそ1時間弱でした。でも,これを冬の対馬と相島で,各々16箇所くらいづつ作らなければいけないので,なかなかの大仕事です。

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2013/11/24-28 相島で海洋レーダの設置準備

山口県の萩の沖にある相島で,海洋レーダを設置するために整地・測量作業とコンテナの設置をしてきました。草地を刈り込んで,測量してアンテナ位置を割り出して,と地道な作業が続きます。

風を遮るものがないため,作業中はとても寒かったです。まだ10m級のアンテナを張らないといけないので,寒中の作業はまだ続きます・・・。

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