九大応力研 市川 香

九州大学応用力学研究所准教授の 市川香です

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活動

2013/12/18-19 応力研研究集会「海洋レーダを用いた海況監視システムの開発と応用」

応力研の研究集会「海洋レーダを用いた海況監視システムの開発と応用」が,無事に終了しました。

太陽電池や風力発電でも駆動できるような小型レーダや,免許申請の数が少なくて済むバイスタティック計測など,将来海洋レーダを多数展開していくうえで必要な情報に関しても発表されていて,メーカー,アンテナ,海洋物理の意見交換は有意義なものになりました。あとはユーザーサイドとして,港湾局,海上保安庁や県水産試験場など現業官庁の充実も図りたいですね。将来的には,総務省や林野省といった,運営上の管理監督官庁の意見も加わると良いと思っています。

2013/12/03-06 与那国島海洋レーダ施設見学と,NICTでの新型アンテナ設置試験

2013/12/03より,与那国島の海洋レーダの現状把握に向かいました。12/03に石垣から与那国に向かう便が機材不備のため欠航になるなど,波乱続きの道中でしたが,日を改めて12/05に到着できました。石垣村役場や現地の保守業者さんともお会いすることができたので,当初目的は達成できました。ただ,色々と朽ちている箇所もありますので,修理等が必要そうです。

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NICTでの新型アンテナの組み立ては,一箇所でおよそ1時間弱でした。でも,これを冬の対馬と相島で,各々16箇所くらいづつ作らなければいけないので,なかなかの大仕事です。

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2013/11/24-28 相島で海洋レーダの設置準備

山口県の萩の沖にある相島で,海洋レーダを設置するために整地・測量作業とコンテナの設置をしてきました。草地を刈り込んで,測量してアンテナ位置を割り出して,と地道な作業が続きます。

風を遮るものがないため,作業中はとても寒かったです。まだ10m級のアンテナを張らないといけないので,寒中の作業はまだ続きます・・・。

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総説論文) 日本海洋学会将来構想委員会 海洋学の10年展望

日本海洋学会将来構想委員会の物理・生物・化学サブグループで行われた「海洋学の10年展望」に関する総説が,日本海洋学会の和文学会誌「海の研究」に掲載されました。http://kaiyo-gakkai.jp/jos/publications/uminokenkyu

海洋学の「これまで」と「これから」を知る良い総説になっていると思います。興味のある方は,ぜひご一読下さい。

2013/11/05 新生丸艤装

2013/11/05に,新生丸の慣熟航海のためにアンテナを取り付けに横須賀に行ってきました。先代にあたる淡青丸に比べると,かなり大きな船になってます。ブリッジも,まるで宇宙船のコンパネみたいです。IMG_20131105_143044

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