新しくM1の学生1名と,研究生が1名が研究室にやってきました。頑張って勉強してください。
新しくM1の学生1名と,研究生が1名が研究室にやってきました。頑張って勉強してください。

大海専攻の教科書の英語版 Fluid Dynamics for Global Environmental Studies が,Springerから発売されました。印刷体・電子版の両方があり,電子版は章ごとに購入できます。
2017/12/11-15にNew Orleansで開催されたAmerican Geophysical Union (AGU)のFall Meetingと,Miamiの NOAA Atlantic Oceanographic and Meteorological Labo (AOML) で12/18-19に開催されたCYGNSS Science Meetingに出席してきました。
AGUは,固体地球から宇宙まで幅広い分野の研究者が一堂に会する機会ですが,ともかく人の数が多い。あれだけの人数が職を得て活動しているのですから,さすが米国といった感じです。
マイアミにあるNOAAのAOMLは,サイクロンなどの熱帯低気圧が専門なだけあって,南国な雰囲気が満載でイグアナやクロコダイルが敷地内に居ました。CYGNSSのデータもVer2がリリースされるなど,順調に改良が進んでいるようです。
佐世保でドック入りしているJAMSTECの「ちきゅう」に,GNSSアンテナを設置してきました。

海面からの反射波によるGNSS信号強度の干渉変動を計測します。高仰角・低仰角衛星向けに,上向きと横向きのアンテナを設置してみました。

仙台の日本海洋学会秋季大会に行ってきました。今回は「GNSS反射信号によるマルチコプターからの海面高度算出」の発表をしました。
2017/08/14-16に,台南と基隆を訪問して,台湾海峡を往復するフェリー「台馬之星」のGPSアンテナの交換と,与那国島と台湾東岸のレーダの合成に関する打ち合わせを行ってきました。
レーダのデータは,タイプの異なる2種類のレーダの合成方法として,CODAR社のソフトを使用する方法と,最適内挿法を用いる方法を試してみます。潮流成分を先に除くか,黒潮・沿岸・外洋と海況の異なるエリアで影響半径をどう設定するかなど,色々と試してみる必要がありそうです。
台馬之星へのアンテナの設置は,炎天下の基隆で行いました。以前のアンテナが漏水していたので,今回は簡便なレドームを作成してみました。数週間後に,設置状況を
再度確認してみる予定です。
昨年度の博士課程の王さんと書いた論文”Coastal Waveform Retracking for Jason-2 Altimeter Data Based on Along-Track Echograms around the Tsushima Islands in Japan”が Remote Sensing に掲載されました。http://www.mdpi.com/2072-4292/9/7/762
幕張の日本地球惑星科学連合 (JpGU)とAGUのjoint meeting 2017に参加してきました。今回は,日本海洋学会の春季大会も合同しています。全般的には盛況だったのと,測地や気象・陸水などの懐かしい人達と会って情報交換ができたのは個人的には良かったです。ただ,海洋学会の評議委員会や総会が夜遅くまでかかったり,海洋専門の測器メーカーの展示が少なかったりと,まだまだ色々と改善の余地はありそうでした。異分野融合の議論とともに,海洋に特化した議論も大切だと思うので,秋の学会との性格分けを明確にするのが大切そうですね。
東大の柏の葉キャンパスで開催された東京大学大気海洋研究所の共同利用研究集会「海洋物理船舶観測フェスタ2017」で, 「船上離発着するドローンによる海洋観測の可能性について」のお話をしました。ドローンの技術は進展が目覚ましいので,非現実的に見えても本当に実現してしまう可能性が高い分野です。船からXCTDを積んで数百m間隔の測点で一斉にリリース,なんて観測は1年後には実現しているかも・・・。サブメソスケールの現象の観測手法が,大きく変わるかもしれませんね。