2023/10/08の午前と午後に,出雲科学館で「宙から見る海 電磁波で海をはかろう」を開講しました。午前は小学生の部,午後は中学生の部です。我々の住む陸地から遠く離れた海で何が起きているかを,宇宙からどうやって調べるかを,体験実験を交えて楽しく解説しました。
実験の一部が,予定通りの結果にならなかったりしましたが,逆に子供たちには「生の科学」を見せることができたかもしれません。
日本海洋学会の「海の出前授業」(海洋学会講師派遣事業)の活動の一環です。
2023/10/08の午前と午後に,出雲科学館で「宙から見る海 電磁波で海をはかろう」を開講しました。午前は小学生の部,午後は中学生の部です。我々の住む陸地から遠く離れた海で何が起きているかを,宇宙からどうやって調べるかを,体験実験を交えて楽しく解説しました。
実験の一部が,予定通りの結果にならなかったりしましたが,逆に子供たちには「生の科学」を見せることができたかもしれません。
日本海洋学会の「海の出前授業」(海洋学会講師派遣事業)の活動の一環です。
2023/09/25-27に、京都大学吉田キャンパスにて、2023年度日本海洋学会秋季大会が開催されました。「伊豆海嶺付近の界面力学高度分布の連日計測(I)」という講演を行いました。
2023/09/19-22に,フランスのToulouse の Espaces Vanelにて,SWOTのScience Team Meetingに参加してきました。
SWOTのデータの初披露でした。当初想定されていたよりもエラーが少なく,思った以上に使い物になりそう,という印象ですが,定量的な評価はまだ未定ですので,これからきちんと検証していこうと思います。
Remote Sensing Vol 15 (17) doi:10.3390/rs15174324 に,“Mean Seasonal Sea Surface Height Variations in and around the Makassar Strait”の論文が掲載されました。インドネシアのマカッサル海峡を通過するインドネシア通過流の季節変動は,ジャワ海側の水位変動に比べてセレベス海側の変動が小さく,その圧力傾度力と,浅海を流れる摩擦力がバランスしていることがわかりました。。太平洋とインド洋の水位差は,海峡内の水位変動と同位相で変動するのですが,海峡の水位変動とは切り離されていて,直接関係していないことも分かりました。同じモンスーンの風系で作られる変動なので位相は揃っていますが,少なくとも季節変動については,因果関係のない別の変動だとわかります。
海洋出版社から,月刊海洋632号「ドローンは海洋観測のゲームチェンジャーとなるか?」(ISBN 4910025550731)が発売されました。一般の書店でも(取り寄せで)購入できますので,話のネタにお買い求め下さい。
Elsevier社から,”Coastal Altimetry: Selected Case Studies from Asian Shelf Seas”という本が出版されました(ISBN:978-0-323-91708-7)。第7章で” Sea surface height and significant wave height estimations in the calm semienclosed Celebes Sea”を担当しています。図書館とかにリクエストして購入してください。
2023/06/10 にリモート開催された2023年度(第64回)日仏海洋学会において,「リモートセンシングによる海面高度計測に関する一連の研究」として日仏海洋学会賞を頂きました。
栄誉ある賞を辱めないよう,今後とも精進いたします。
2023/03/14 13:00-17:00に,バンコクのコンラッドホテルにて,九大フォーラム「Kyudai Now」に参加してドローン海洋学についての講演をしました。
また,その前後の日程で,九州大学と大学間連携協定が締結されている複数の大学を訪問しました。
2021/11/06~10の期間で,長崎大学の長崎丸にて,九大総理工の乗船実習を行ってきました。本来は4月に行う予定の実習だったのですが,コロナ禍のため延期となっていたものです。
天気はあまり良くなくて,やや荒れた海況ではありましたが,CTD観測,トロール演習,操船体験など予定していた項目を全て実施することができました。
CTD採水
さらに,自分の追加観測として,マルチコプターの水上離発着観測も実施させて頂きました。長崎大学の担当教員の天野先生・近藤先生,船長はじめ長崎丸の皆さん,乗船されていた長崎大学の学生さん,ありがとうございました。
ドローン水上離発着
イルカ
虹
2021/10/11-12に,愛媛県伊予市沖で,ドローンによる海面高度計測観測をしてきました。
今回は,洋上離発着を目標にいろいろと試してみました。水没したり破損したりするような大きな失敗がなく観測は成功しているのですが,あまり順調だとかえって不安になったりもします。
このあとデータを解析して,データの品質がどのくらい良かったかを確認していきます。