2014/01/14と15に,石川県と福井県の水産試験場を訪問してきました。



街中に有るわけでは無いので,なかなかアクセスが難しく,それなりに遠かったです。そして,やはり寒かったです・・・
応力研の研究集会「海洋レーダを用いた海況監視システムの開発と応用」が,無事に終了しました。
太陽電池や風力発電でも駆動できるような小型レーダや,免許申請の数が少なくて済むバイスタティック計測など,将来海洋レーダを多数展開していくうえで必要な情報に関しても発表されていて,メーカー,アンテナ,海洋物理の意見交換は有意義なものになりました。あとはユーザーサイドとして,港湾局,海上保安庁や県水産試験場など現業官庁の充実も図りたいですね。将来的には,総務省や林野省といった,運営上の管理監督官庁の意見も加わると良いと思っています。
2013/12/03より,与那国島の海洋レーダの現状把握に向かいました。12/03に石垣から与那国に向かう便が機材不備のため欠航になるなど,波乱続きの道中でしたが,日を改めて12/05に到着できました。石垣村役場や現地の保守業者さんともお会いすることができたので,当初目的は達成できました。ただ,色々と朽ちている箇所もありますので,修理等が必要そうです。
NICTでの新型アンテナの組み立ては,一箇所でおよそ1時間弱でした。でも,これを冬の対馬と相島で,各々16箇所くらいづつ作らなければいけないので,なかなかの大仕事です。
日本海洋学会将来構想委員会の物理・生物・化学サブグループで行われた「海洋学の10年展望」に関する総説が,日本海洋学会の和文学会誌「海の研究」に掲載されました。http://kaiyo-gakkai.jp/jos/publications/uminokenkyu
海洋学の「これまで」と「これから」を知る良い総説になっていると思います。興味のある方は,ぜひご一読下さい。
東京神谷町の RESTEC本社で,新規海洋ミッションに関する研究会に出てきました。私の担当するテーマは海流観測ということで,既に開発研究中のCOMPIRAとは別型のミッションとして,随伴型の小型受信衛星を提案してみました。コストも控えめで,技術的には革新的で面白いのですが,得られるのが海面のスナップショットの流速で,分解能もそう高くはないため,そのデータセット単独ではあまり社会的なニーズに答えられないのが難点です。陸上で海洋レーダを配置した方が,コストパフォーマンスとしては高そうなので・・・・。
アメリカのコロラド州ボルダ―で開催された, 7th Coastal Altimetry Workshop (CAW)と,Ocean Surface Topography Science Team (OSTST) Meeting に出席してきました。(http://www.joss.ucar.edu/meetings/ocean-surface-topography-science-team-ostst-meeting-and-7th-coastal-altimetry-workshop-caw)
OSTSTは衛星海面高度計に関する包括的な(センサー,軌道軌道決定,水蒸気補正,海面状態補正から,中規模渦,サブメソ渦,海水位上昇まで)会議ですが,今年は沿岸海面高度計に特化したワークショップであるCAWがジョイントしました。それほど,沿岸域での高度計の利用に対するニーズが高まっているということですね。私はCAWのScience Steering Comiteeなので,嬉しく思います。また,今回は会議中でもJAXAが開発研究中のCOMPIRAに関しての記述が増え,国際的な認知度が高まりつつあることを感じました。
ボルダ―は,さすが高地にあるだけあって,肌寒かったです。なお,数週間前に洪水になったばかりなので,比較的回復してきてはいましたが,川沿いには通行止めの箇所があったりして,まだ災害の跡が残っていました。 

