九大応力研 市川 香

九州大学応用力学研究所准教授の 市川香です

〒816-8580 福岡県春日市春日公園6-1
English Tel: 092-583-7737 Fax: 092-584-2570
e-mail: ichikawa@ riam.kyushu-u.ac.jp
活動報告
日々の活動の報告です。 長期的にまとめた内容は,九大の教員データベースを参照してください。

2014/02/14-18 相島海洋レーダ設置

山口県萩市の相島に,海洋レーダの設置に行きました。アンテナが張られて,だんだん完成に近づいているのが実感できます。

IMG_20140216_165303IMG_20140215_104133 IMG_20140216_105000 IMG_20140217_1714553Dバージョンの写真は,こちらのサイトをご覧ください。

 

2014/02/13-14 修士論文発表会

 

 

修士論文発表会,無事終了しました。学生さんは,修論の修正版の完成まで,束の間の休息を楽しんで下さいね。IMG_20140214_124705

総説論文) 21世紀初頭の衛星海面高度計

日本海洋学会の学会誌「海の研究」23-1号に,海面高度計に関する総説論文が載りました(http://kaiyo-gakkai.jp/jos/uminokenkyu/vol23/23-1/23-1-ichikawa.pdf)。

衛星海面高度計に関しての現状と将来展望を簡潔にまとめてみましたので,ぜひご一読下さい。

2014/01/14-15 石川県・福井県水試訪問

 

2014/01/14と15に,石川県と福井県の水産試験場を訪問してきました。DCIM0878 DCIM0892  

DCIM0919DCIM0914DCIM0912

街中に有るわけでは無いので,なかなかアクセスが難しく,それなりに遠かったです。そして,やはり寒かったです・・・

2013/12/18-19 応力研研究集会「海洋レーダを用いた海況監視システムの開発と応用」

応力研の研究集会「海洋レーダを用いた海況監視システムの開発と応用」が,無事に終了しました。

太陽電池や風力発電でも駆動できるような小型レーダや,免許申請の数が少なくて済むバイスタティック計測など,将来海洋レーダを多数展開していくうえで必要な情報に関しても発表されていて,メーカー,アンテナ,海洋物理の意見交換は有意義なものになりました。あとはユーザーサイドとして,港湾局,海上保安庁や県水産試験場など現業官庁の充実も図りたいですね。将来的には,総務省や林野省といった,運営上の管理監督官庁の意見も加わると良いと思っています。

2013/12/03-06 与那国島海洋レーダ施設見学と,NICTでの新型アンテナ設置試験

2013/12/03より,与那国島の海洋レーダの現状把握に向かいました。12/03に石垣から与那国に向かう便が機材不備のため欠航になるなど,波乱続きの道中でしたが,日を改めて12/05に到着できました。石垣村役場や現地の保守業者さんともお会いすることができたので,当初目的は達成できました。ただ,色々と朽ちている箇所もありますので,修理等が必要そうです。

IMG_20131205_152522 IMG_20131205_152516 IMG_20131206_113310

NICTでの新型アンテナの組み立ては,一箇所でおよそ1時間弱でした。でも,これを冬の対馬と相島で,各々16箇所くらいづつ作らなければいけないので,なかなかの大仕事です。

IMG_20131204_132904IMG_20131204_142023IMG_20131204_145052

 

2013/11/24-28 相島で海洋レーダの設置準備

山口県の萩の沖にある相島で,海洋レーダを設置するために整地・測量作業とコンテナの設置をしてきました。草地を刈り込んで,測量してアンテナ位置を割り出して,と地道な作業が続きます。

風を遮るものがないため,作業中はとても寒かったです。まだ10m級のアンテナを張らないといけないので,寒中の作業はまだ続きます・・・。

PANO_20131126_114642

IMG_20131126_153052IMG_20131126_153034IMG_20131127_115946

IMG_20131126_114808IMG_20131126_114033

総説論文) 日本海洋学会将来構想委員会 海洋学の10年展望

日本海洋学会将来構想委員会の物理・生物・化学サブグループで行われた「海洋学の10年展望」に関する総説が,日本海洋学会の和文学会誌「海の研究」に掲載されました。http://kaiyo-gakkai.jp/jos/publications/uminokenkyu

海洋学の「これまで」と「これから」を知る良い総説になっていると思います。興味のある方は,ぜひご一読下さい。

2013/11/05 新生丸艤装

2013/11/05に,新生丸の慣熟航海のためにアンテナを取り付けに横須賀に行ってきました。先代にあたる淡青丸に比べると,かなり大きな船になってます。ブリッジも,まるで宇宙船のコンパネみたいです。IMG_20131105_143044

IMG_20131105_084228 IMG_20131105_113606 IMG_20131105_135607

2013/10/26-27 大気海洋相互作用に関する研究会 in 京都

CameraZOOM-20131027153855415京都大学理学部セミナーハウスと,民宿大原の里で開催された「大気海洋相互作用に関する研究会」に参加してきました。 この研究集会は,学部の比較的若い人から退職者までが集うリベラルな雰囲気のものです。もともと大気海洋相互作用自体が,多分野の知恵が必要な内容だからということもありますが,異分野の人の意見を理解する,異分野の人に分かりやすく説明する,異分野との相違点と合意点を見つけて切り口を探す,など,研究者としての資質を磨くにはちょうど良い場所だと思います。

ちなみに,会の終了後に京都大学博物館にて開催中の企画展「海」も見学に行きました。